第11回全体会議を開催しました

2023年04月28日 第11回全体会議を開催しました

開催日時

2023年3月27日(月)15時~17時30分

開催場所

京都リサーチパーク4号館2階ルーム1

参加者

114名

開催概要

(1)開会挨拶(会長:山下京都府副知事)
(2)基調講演「女子大初のデータサイエンス学部4月開設~京都女子大学が挑戦する新時代のデータサイエンス~」
京都女子大学 データサイエンス学部 学部長予定者兼データサイエンス研究所 所長 栗原 考次 氏

  • 新たな社会「Society 5.0」という概念が生まれ、データが価値を想像していく時代になっている。そこに昨今のAIブームが加わり、ビッグデータによる機械学習から一定の法則などが見出せるようになっている。
  • 全ての国民のデジタルリテラシーの向上、データを扱うあらゆる分野で人材が活躍できるよう、高校数学の統計分野の強化、AI教育プログラム人製制度を設ける等、データサイエンス分野の教育に力を入れている。
  • 「日本でデータ分析のスキルを有する人材や、統計科学を専攻する人材が極めて少なく、危機的な状況にある。」と言われており、世界的に見てもSTEM(科学・技術・工学・数学)分野における女子学生の比率は低い(比較可能な36ヶ国でいずれも最下位)。そういう背景もあり、京都女子大学ではデータサイエンス学部を設立することとなった。
  • 京都女子大学データサイエンス学部では、女子大学初のデータサイエンス学部で、ジェンダー教育や女性リーダーの育成に力を入れ、女性サイエンティスト育成に特化している。また、データサイエンティストに必要な3つの学問である社会科学、統計学、 情報学を体系的に修得し、企業と連携した実践型科目を通じて、現場のニーズに合ったスキルを磨いていくこととしている。
  • 当学部の学生は新時代のデータサイエンティストとして、社会の本質や本音につながる分析方法の見方・考え方、分析結果の意味や解釈、さらに、結果の信頼性・安定性を評価し、根幹にある原理原則を精通し、今後の変化にも動じないレジリエンスを身に着ける必要がある。
  • 新たな社会「Society 5.0」という概念が生まれ、データが価値を想像していく時代になっている。そこに昨今のAIブームが加わり、ビッグデータによる機械学習から一定の法則などが見出せるようになっている。
  • 全ての国民のデジタルリテラシーの向上、データを扱うあらゆる分野で人材が活躍できるよう、高校数学の統計分野の強化、AI教育プログラム人製制度を設ける等、データサイエンス分野の教育に力を入れている。
  • 「日本でデータ分析のスキルを有する人材や、統計科学を専攻する人材が極めて少なく、危機的な状況にある。」と言われており、世界的に見てもSTEM(科学・技術・工学・数学)分野における女子学生の比率は低い(比較可能な36ヶ国でいずれも最下位)。そういう背景もあり、京都女子大学ではデータサイエンス学部を設立することとなった。
  • 京都女子大学データサイエンス学部では、女子大学初のデータサイエンス学部で、ジェンダー教育や女性リーダーの育成に力を入れ、女性サイエンティスト育成に特化している。また、データサイエンティストに必要な3つの学問である社会科学、統計学、 情報学を体系的に修得し、企業と連携した実践型科目を通じて、現場のニーズに合ったスキルを磨いていくこととしている。
  • 当学部の学生は新時代のデータサイエンティストとして、社会の本質や本音につながる分析方法の見方・考え方、分析結果の意味や解釈、さらに、結果の信頼性・安定性を評価し、根幹にある原理原則を精通し、今後の変化にも動じないレジリエンスを身に着ける必要がある。

(3)特別セッション「京都府が描くデジタル田園都市のグランドデザイン~データ駆動型社会の実現を目指して~」
  <パネラー>
・ミツフジ(株)最高執行責任者 白鯛 有希 氏
・(株)アドインテ 執行役員 荒川 邦雄 氏
・ NTTコミュニケーションズ(株)スマートワールドビジネス部 スマートシティ推進室プロジェクトリーダー 石間 裕基 氏
・ ソフトバンク(株)ソリューションエンジニアリング本部 担当部長 東谷 次郎 氏

  • (ミツフジ)今回のサービス提供に合わせて、精華町用にスマートウォッチ、アプリ等をカスタマイズし、スマートウォッチで取得したデータを全て吐き出せるようにしている。このデータは集積してビッグデータとして解析することで、ウェルビーイングの向上に活用できる。今後は、京都らしいモデルと汎用的なモデルを組み合わせることで、ユニークでありながら様々な地域で活用できるオープンプラットフォームとして、京都から日本全国で利用できるサービスを展開していきたい。また、保険も付随したサービスも展開できればと思っている。
  • (アドインテ)外出をする機会を作っていく、且つ、その場所に行けば新しい体験・喜びを得られるということを目的として、新しい自動販売機付きデジタルサイネージ「AIICO」を設置した。今後、このAIICOのようなデジタルな接点を府内全域に広め、Jアラートのように日常生活における注意点を発信し、行動変容に繋がるようなことをしていきたい。
  • (NTT)データ連携基盤は、決まった形で様々な情報提供者が活用できるという意味で、ビッグデータの活用を進める上では非常に重要である。今後は、その基盤で何ができるか、何がしたいかのアイデア出しをしてもらい、それを一緒に考えていければと思っている。
  • (ソフトバンク)データ利活用のためには、フィールドでデータを収集する、活用する取組を続けていかないといけない。サービスを利活用する基盤である都市OSとデータを販売するデータマーケットプレイスはセットで取り組んでいかなければいけない。今後は、将来得られるであろうデータの利用権売買に取り組みたいと思っている。これはデータに関するクラウドファンディングと同じであり、データ利活用の推進に必要な収益化や資金集めの一つの方法だと思っている。

(4)令和4年度活動報告
「京都ビッグデータ活用プラットフォーム」「VX推進コミュニティ」「アグリフードテックWG」「スマート街区WG」「ビッグデータ流通加速化WG」「教育現場でのSociety5.0WG」の令和4年度の活動を報告。

(5)令和5年度活動方針及びスケジュールについて
ビッグデータ活用プラットフォームの令和5年度の活動方針とスケジュールを説明。

   (文責:事務局)

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