開催日時

2023年10月23日（月）10時30分～12時

開催場所

京都リサーチパーク４号館２階ルーム１

参加者

58名

開催概要

（１）開会挨拶（会長：山下京都府副知事）
（２）基調講演「Starlinkを用いたアバター共存デジタル田園都市とその課題」
株式会社国際電気通信基礎技術研究所（ATR）代表取締役社長
東京大学名誉教授　博士（情報理工学）　浅見 徹 氏

• アバターは遠隔操作ロボットを指しており、複数のアバターを操ることで、一人の人間の能力を超えた活動が可能であるため、万博で「アバター共生社会」が提案されている。
• 万博に向け、関西文化学術研究都市で「けいはんなアバターチャレンジ」を計画している。
  小学校の運動会のように、生活の様々な場面を競技会として開催することで、ロボットの開発をスムーズに進められるのではないか。
• 現在の日本では社会的な孤立が問題だと考えており、アバターチャレンジを住民が参加する「お祭り」のように開催することで、住民意識を高めたい。
• アバターの操作はインターネットを経由して通信するが、Starlinkを活用すると、地球上どこでも通信できることに加えて、東京大阪間ぐらいで地上網よりやや長い程度、距離が長くなると光ファイバーよりも低遅延でアバターと通信ができる。

（３） 令和５年度WG・コミュニティ活動進捗報告

「サイネージ型デジタルゲートウェイ活用WG」「オープンデータ利活用推進コミュニティ」「錦市場におけるSociety5.0実現コミュニティ」「OpenRoaming普及WG」の令和５年度の活動進捗を報告。

　　　（文責：事務局）